46葬譚の片隅に置いてくれたら良いなぁ、と

期限過ぎていますが切腹覚悟で出したかったので出します

名前は『ディオニュソス』というギリシャ神話の男神からとりました。別名『バッカス』

ムッとした形の口が特徴で
能力は《血視》
内容は《血を垂らした範囲で且つ半径10メートル内の他人の右目の視界をジャックする》というものです。他人＝天使でもあるので一体一の戦いの時には有利な方。しかしその分左目の視力は悪くなっていくので実質盲目です。いやぁ誰かと一緒じゃないと行動が疎かになりますね。そして使っている間は隠していますが右目紋様が浮かびます。ぶっちゃけ家紋です(下の絵の鎌に付いている水色のもの)

どっから持ってきたその鎌。というツッコミは受け付けません。ディオ君の実家のものです

自分の事は道化師だと思っているディオ君。
戦争には反対だが戦う他は無いと思っているので賛成派というなんとも言えない子。
皆が面白くて笑顔になるのが良いのに。平和が良いのになぁ...等とありもしない事をこんな顔しているが夢見ていた。
天使を無慈悲なまでに笑顔で殺戮する。

「神様なんか...大嫌いだ」

「みーんな莫迦ばっか！！オレも莫迦だけどね！！...天使のおねーさん、死んでよ」

「俺の持ってる翼、皮肉過ぎるでしょ。家紋...って言うんだっけ？それの元って十字架なんだってさ！！笑っちゃうよね！！」

ディオ君は神様が嫌いです。

元々家が教会のようなもので適正検査が始まっても洗脳のように...いや、既に洗脳され切っていて神様を信じ続けた家族を見て、謝る前に、親孝行する前に、全て終わってしまった、家族を盗られた。そう思ったからです。

何故ディオ君が洗脳されていなかったのか
単純に反抗期で家のしきたりが嫌で家出をしていたから、というのが答えです。(それがディオ君にとって幸運だったのか不運だったのかは想像に任せます)

初めて能力使ってしまった10分後のディオ君。目付き悪くなります(夢も希望も持ってないような目してやがる...)

絵柄安定してなくてごめんな、ディオ君

戦争が始まった頃に書いたものでグチャグチャにして破いたのは適正検査前日。元は平和を願い、世界が大好きな青年でちょっと厨二病患っていた(それどころじゃなくなったけど)

そして死後、輪廻転生で《神様の使徒》になる予定の子。皮肉すぎる(私の好物です)