死にたがり青年【勇魚CS】

勇魚CS
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少年って書いてあるけど本当は青年です

ウチの子三人目!!!
死にたがりくんです
ケガレとして出しますので是非仲良く(?)してください

「死ぬんなら痛みなく…ヒヒッ、俺みたいなのがそんなこと願うのは…クソ野郎だな、」

【名前】エルバー・キーン(本名ではない)
【国籍】不明
【性別】男
【身長】170cm
【年齢】18歳
【誕生日】7/17
【所属】何処かに隠れ住んでいる(緋月都)
本当は蒼風町や翡花街などに行きたいが方向音痴過ぎてまともに移動ができない。

【性格】
いつも死にたいと嘆く臆病者の青年
笑顔と希望に満ち溢れた顔などが何よりも嫌い
なんなら嫌い過ぎて笑う顔を長く見ていると吐き出してしまう程
自分自身は笑えるが表情筋が物凄い固まりすぎているので凄く気持ち悪い笑い方になる。
直ぐに死ねないストレスからか自傷行為が激しく腕や指、足には無数の傷が刻まれている。

【趣味】恋愛ゲーム攻略、自傷行為

【サンプルボイス】
一人称/俺
二人称/お前
CV/緑川光

「俺の名前は…エルバー。エルバー・キーンだ。ここでは俺らはケガレって言われてるのか…
ハッ、俺にお似合いの呼び名だな……なんだよその顔。俺の笑い顔気持ち悪いのか?
いいよ!否定すんなよ!ホントの事なんだろ!
んな顔するくらいなら早く殺してくれよ!!!俺を死なせてくれよ!!!なぁ!なぁ!なぁ!!!」

「俺は笑ったやつが嫌いなんだ。幸せそうに生活している奴らが
希望に満ち溢れて生きている奴らが、俺は、大嫌いなんだ。笑っても、幸せなんて、ねぇよ。

苦しい想いをするのはもう嫌だ…眼を開けるのも、動くことも、息をするのも…嫌になる…
…う、ううう……き、ぎぼちわるい…水…うえぇ…」

「死にたい死にたい死にたい!!!とっとと死んでしまいたい…!!!
なぁお前はケガレってやつを殺したいやつじゃないのか!?なぁ!!!
…早く、早く終わらせてくれよ…こんな世界…俺にはこれっぽっちも好きじゃない…俺は死ねると思ってあれを…
なぁ…俺のゲームオーバーは…エンディングはいつなんだ?」

「………っ!?!?!?針…ハリは…は、りは駄目だ…あ、アアアアアアッ!!!!!
止めろォ!お、俺にそれを向けるなァ!!!…ゲホッ!ゲホッ!!!うううっ…アアぁあアあぁ…
ばぁさん…ばぁちゃん…俺が…俺のせい…い、嫌だ…俺を…俺を置いていかないで…っ!!!
アアアアア…!死にたい…ぁあ…嫌だよばぁちゃん…会いたい…会いたい…よ…ううっ…」

「俺だって昔は…まぁ、楽しかったよ。でも昔の話だ。
皆…最後には俺から離れて行くんだ。助けるなんて、そんなゲームみたいに都合のいい展開なんて無かったんだったよ。
どうせ、後々の笑い話のネタにでもする気だったんだよあのクソ野郎。…クソなやつにクソって言われて、ざまぁねぇ。ヒヒッ
……ああでも、ばぁさんだけは俺を見捨てなかったな。…あ?今も元気かって?…いや、もういねぇ………事故死だよ。
…あの安らかな顔が俺から離れないんだ。俺のせいなのに、俺が間違えたから…ルートをミスしなければ…ばぁちゃんは…!

……っはぁ…やっぱり俺にはこの温かい光が、風が、生きてるやつらが、とてつもなく苦しい…くるしいよ。」

【備考】
中々に運がないのか友達はおろか動物にも嫌われる体質。好かれた試しがない。
それのせいかネガティブ強めに物事を考えてしまう。
かなりの先端恐怖症&雷がなによりも嫌い針は差し出されたり雷に関しては
遠くで音がするのでもNG。怖くなると泣き出してしまう。
攻略系ゲームが好きで特に恋愛もの。しかし笑顔は嫌なのでいつも回収するのはバットエンドのみ。
因みに女の子との交流はおばあちゃんのみ。つまりただの一般童貞である。たまに現実とゲームとの差がごっちゃになることも。

人と話すのは嫌いではないが喋り下手&大抵の人は彼の笑顔があまりにも引きつったところを見ると話すのを止めることが多い。
国籍は不明だが寒いところに強い。

因みに名前は自分自身も覚えておらず今の名前はゲームで使用しているときの名前らしい。

怪魚薬の代償は雷を恐れる理由とおばあちゃんからもらったイチゴキャンディの存在。

注意 ここから先は過去編です。血の表現などが含まれますのでご注意ください。


























【過去】
いつからだろう、人を恐れるようになったのは。
いつからだろう、自身を傷つけるようになったのは。
いつからだろう、こんなにも死にたいと思うようになったのは。

どこで生まれて育ったのかは忘れてしまった。
でも、覚えているのは、俺はその家の生まれじゃない、養子ってやつで生きていたってことだ。

そのせいで家の中では生きる心地がしなかった。
きっと家の奴らは表しか考えてなくて、その後のことは見向きもしてなかったんだ。
だからご飯は少しカビたパンと氷みたいに冷たい水しかもらえなくて
それを屋根裏の奥深くで一人で食べていた。


たまに香る甘いフワフワしたパンと野菜スープがとても羨ましかった。
たまに香りにつられて手を止めるとどこからかネズミたちにパンを盗まれることもあったっけ。




でも、そんな俺にも、昔、一人だけ喋り相手がいたんだ。
ガッコウって言うのに行ったときに初めてできた、トモダチ。

カッコよくて、頭がよくて、運動が得意で、女の子からモテた。
俺には不釣り合いなトモダチは9年間一緒に隣を歩いてくれた。




































俺は幸せだと思った。思ったんだ。
でも、やっぱり、神は俺を捨てたんだ。汚くて、気持ち悪いからだろう。





「誰がお前とトモダチだよ、そんな訳ないじゃん。…気持ち悪いなぁ、その笑い方。」
「お前が養子で嫌われてるから委員長の僕が仕方なくトモダチゴッコしてたんだよ」
「楽しかったか?俺にその気味悪い笑顔振りまいて過ごした9年間は!」



その瞬間全てが崩れた、ゆっくり好感度を99にまで上げたのに、一気にマイナスになった。
否、やっとマイナスになれたんだろう。
俺はその日から学校に行くのを止めた。
なんなら全部どうでもよくなって家すらも飛び出した。

外はこんなにも寒かったっけ。爪を噛み足先は靴なんてないから傷だらけ
冷たい冷気が突き刺すような痛みを上からバフとしてつけてくる。
ああ、死にたい。嘘だとしても、少しでも幸せと思って生きたこの嘘にまみれた世界から逃げ出したい。












「…死にたい」











「アンタぁそんなこと言っちゃいけないよ!まだ若いってのに!」

そう大声で俺を否定したのはどこの誰とも知らないばぁさんだった。
そう言ってばぁさんは家に送ろうとしたけど「逃げて来た」と言えば自分の家に住めと言って
手首に巻いていた赤いリボンを差し出してきた。
いいえと言っても同じことを繰り返すモブみたいにはいを選択することしかできなかった。


ばぁさんの家は狭かったけど
なんとなく、前いたときの空間よりは、好きな気がした。

それから3年
ばぁさんにこき使わせられつつも初めの時よりは生きることが苦痛ではなくなった。
ご飯も美味しかった。でも一番美味しかったのは出会ったときにもらったーーーーーーーーだったかな。






あれ?





とある日の事だった。
いつものようにばぁさんと夕飯の事で喧嘩になりそうになりつつ店から出ようとした時だった








「よぉ、久しぶりだな養子くん?」

その優しい声とは裏腹に俺は震えが止まらなかった。
だって、だっ、て、だっ…て

「なんだいアンタ、この子のことをそんな風に呼ぶんじゃないよ!」
震える俺の前にばぁさんは出てきて持っていた鞄でバシンと叩いた。

「この子はね!口も悪いし笑顔も得意じゃないよ!」
「でもね!今のアンタのような見た目だけでそんな名前を呼ぶような悪い子じゃないんだよ!」
「よっぽど、この子の方が優しいよ!」

反論をさせる前にばぁさんは震えた俺の手をそっと握り
「帰ろう、今日はアンタの好きなものを作ろう」といった。













ドンっと、背中を押された気がした。
なぜか痛みが走った。

交通事故が発生した。
信号は青だったが無視をしたトラックが突っ込んできて俺たちは死んだ。


…いいや、死んだのは、ばぁさんだけだった。

俺はギリギリのところで生きた。生き延びてしまった。
でもなぜか背中が痛くて確認したら細い針、注射器が刺さっていた。
後ろではアイツがニヤニヤと気持ち悪く笑ったと思ったら人ごみに消えていった。
その時の顔が今でも俺の脳裏に張り付いて剥がれない。痛みと気持ち悪さが交差する。

俺は息も絶え絶えのばぁさんに近寄った。血がドバドバと流れて血の池になっていた。
HPは瀕死、いつ死んでもおかしくない、回復薬、誰か回復薬を!早く飲ませないと!
あそこの教会はいつだって生き返らせてほしい人でいっぱいなんだ!時間がない!

自身の息が出来ているかも分からなくなったとき、ばぁさんはその骨と皮しかない弱弱しい手で俺の頭をゆっくり撫でた。
ああ、さっきまであんなに威勢があったばぁさんって、こんなにも弱かったんだ。と再確認した。


「だいじょ…ふ?ケガ…なか…った…か、い?」

「お、俺は平気だ!んな事よりもばあさん!!!」

「…いいんだよ。ばぁさん…は天使様が来るのが…す、こし早まっただけ…さ」

「や、やめろよ!縁起でもないこと言うな!は、早く病院に…」


俺は驚いてしまった。

だってばぁさんは血の気が引いた俺とは裏腹に安らかな笑顔をしていたから。




「ばぁ、さんは…幸せだよ、…だ…って……アンタを…守れ、たんだ、も…の…」
「アタシは…昔…守りたいものを…まも、れなく…て、……悔し…かったんだ」
「で、も…今は、アン…タを…守れた……ふ、ふ。…ア、タシの、か……ち…さ。」




そう言い残すとばぁさんは優しくなでていた手を下した。
否、力が入らなくなってしまったんだ。








もう、息をしていないから。

今更自分のいた位置とばぁさんの位置を確認した。そして思った。

『俺が背中の痛みを気にして止まれば、
もう一歩ばぁさんをその先に行かせなかったら
俺が先に歩いていたら事故は発生したにしてもばぁさんは死ななかったのでは





















俺が選択肢を間違えなかったら』と。




































「ああ、あああああああ!あアアアアアアアアアアアア!!!!
いやだ!め、眼を開けろよ!ばぁさん!ばぁちゃん!!!!!
俺を!もう!もう一度!一人にしないでくれよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!ァァァァァァァァ…!!!!!」




雨が降ってきた。雷が近くに落ちた気がした。
俺は全てに絶望した。
この時から俺は笑顔に恐怖した。笑うやつらを見ると吐き気がした。
どうせこいつらも死んでしまうんだ。人間は…脆くバカでクソだから
そう思うともう何回笑顔も見ても戻してしまう体になってしまった。
それと共に雷もトラウマになった

ばぁさんが死んだあと俺は死ぬ気でいた。どうせここもアイツに見つかると思ったから。
死んだときばぁさんを忘れないためにーーーーーーーーを口に含み首を吊ろうと紐を準備していた時。




ピンポン




チャイムが鳴った。無視しようと思ったけど何度もチャイムが鳴り続けるのでドアを開けた。
人はいなかったが代わりに荷物が置いてあった。


名前は『怪魚薬』と書いてあった。

「んだこれ………」
見慣れないものに恐怖しか抱かなかったが
もしかしたら俺のために楽に死ねる薬ではといい方に考えてしまった。

「ホントは痛いのは嫌だったんだよな…ヒヒッ、このクソヘタレ野郎…
…待ってろよばぁさん、俺も今、そっちに行くから。また…俺を受け入れてくれ…」


口に残ったーーーーーーーーをガリガリと食べつくし手に持った薬を口に含んだ。

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資料

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交流シート

以上となります!
関係の所ゲーム仲間しか書いてありませんがもし他にもいい感じの関係ありましたら教えてください!
ウチの子をよろしくお願いします!!

しゅが


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